チームで1つのワークショップをつくるにあたって

こんにちは、SAMYチームのとーなんです。

私は、FLEDGE11期に入るまで、ワークショップのことがよく分かっていませんでした。ワークショップに参加するのも、ワークショップをつくるのも、創造と学びについて考えるのもほぼ初めての経験です。そこで今回はワークショップを初めてつくってみて思ったことを書こうと思います。SAMYのMTGを通じて感じたことなので、思考に偏りがあるかもしれません。まだまだ甘っちょろい考えだとは思いますが、どうぞあたたかい目で見守ってください。

チームでワークショップをつくる難しさと面白さ

FLEDGEに参加してみて、難しいけれど楽しいと思うことは、ほぼ初対面のメンバー4人で1つのワークショップをつくるということです。この難しさを感じたのは第3回の勉強会前くらいです。それまでは、グループでワークショップをつくったほうがアイディアもたくさん出るし、やりやすいだろうと思っていました。

でもよくよく考えてみると、チームのメンバーはお互いがどういう基準で集まったかわからないし、<働く>に対する価値観も全く違います。例えば、SAMYのMTGで「働く」に対する価値観を話し合ってみた時には、「そもそも働きたくない」とか「やっぱり最初は就活でしょ」とか「<就職=働く>ではなくない?」とか、あまりにも価値観がバラバラ。このときに私は「みんなの価値観を1つにまとめたワークショップなんて無理だ・・・」と悟りました。(これがSAMYで独特なものなのか、他の班もそうなのか、個人的にはとても聞いてみたいです。)

もし、みんなの価値観に何かしらの共通点があって、その価値観を軸にワークショップづくりを進めていければ、それは理想的だろうけど、いろんなバックグラウンドを持ったメンバーが集まっているって、変なことじゃなく普通のことです。それに、価値観の違うメンバーが1つのチームになってワークショップをつくるからこそ、面白い部分もあると思います。

わくわく感からワークショップをつくる

じゃあ、意見がバラバラすぎるときにどうしたらいいかというと、例えば<働く>というテーマをもっと絞ってみて<ブラック企業>や<就活>というテーマにすることもできると思います。テーマを絞れば、そこでお互いの価値観の重なり合う部分もあるかもしれません。とはいえ、いくら絞ってみても価値観が合わない可能性もあります。

そこで、それとは違うやり方として、わくわく感からワークショップを考えるのもいいんじゃないかなと思いました。「こういうワークショップ参加してみたい!」って思えるわくわく感のつまったワークショップなら、例えばチームで<働く>に対しての価値観が違っても、みんなで1つのものがつくりやすいんじゃないでしょうか。だから、SAMYでは<働く>に対する価値観は本当にばらばらだけど、「野良猫の人生ゲームって面白そうだよね!」というわくわく感の一致からなんとか1つのワークショップをつくることに至れたと思っています。

なんでわくわく感から考えると1つのワークショップをつくることができるのか?
その理由は2つあるんじゃないかと思います

①わくわくするものは価値観の重要な部分に触れにくいから
例えば<働く>について考えるとき、目指す進路によって各々の価値観は異なりますし、<働く>って自分の生き方にも関わる部分なので、お互いの価値観が異なると折り合いをつけにくいんじゃないかと思います。一方で<わくわくする><面白い>って価値観の重要な部分には触れにくいです。そうすると、価値観がぶつかることは少ないし、異なる価値観をもつ人同士でも1つのモノがつくりやすいんじゃないでしょうか。

②わくわくするものには年齢が関係ないから
FLEDGEのチームは、学年をまたいだチーム編成になっています。他のテーマでも有り得ることだとは思いますが、特に<働く>について考える場合、大学1年生から4年生の間で価値観が違うことは大いにあると思います。一方でわくわくすることや面白いことって年齢が関係ないです。だから、わくわく感からワークショップをつくるっていい方法なんじゃないかなーと思います。

とはいえ、わくわく感だけでやったらもちろん失敗します。SAMYでプレ実践のときに猫の人生ゲームをつくる活動をしましたが、あのワークショップは構想を練っている段階で詳細を詰めるところにMTGの時間の大半を使ってしまいました。その結果、チームの中で、哲学的な部分が深められていなくて失敗してしまったという経緯があります。

どうやったらわくわく感を大事にしつつ、哲学的な部分も深めることができたんだろうか、ということを考えてみたときに<面白い><わくわくする>ということを、自分たちのフィーリングだけで済ませてしまっていたことが問題だったのかなと思いました。なので、わくわくするワークショップを考える→そのワークショップをやる意味を考えるという流れが出来ていれば、わくわく感もあって、哲学的な部分も深められていただろうなと思います。わくわく感と哲学的な部分を両立したワークショップをつくれるようになりたい・・・!

SAMYでは、今度は≪働きアリ≫とか切り口にしても面白そう、なんて声もあがっています。まだ全然練ってもいないので哲学的な部分は考えられていませんが、働きアリのワークショップって、ちょっぴりわくわくします。わくわく感があるからこそチームでのワークショップづくりは楽しめると思うし、ワークショップをつくる側にわくわく感があれば、それはワークショップの参加者に伝わるだろうなと信じています。

これからのワークショップづくりに向けて

と書きましたが、正直なところ、まだどういうやり方が正解なのかもわかりませんし、正解があるのかどうかもわかりません。SAMYでは学習目標からコンセプトをつくりなおしてみるか?という案もでています。でも、これから本実践の内容を考える時に、活動目標からつくるにしても、学習目標からつくるにしても、わくわく感はずっと大事にしたいなあと思っています。

みなさんもワークショップつくるときにここを大事にしてるよ、とかチームでつくるときにうちのチームはこういうやり方してるよ、っていうのがあったらぜひぜひ教えてください。

それでは~!