3か月かけたアイディアを白紙にもどすこと

こんにちは。FLEDGE11期 ざ・ふぉーぴーすの越智未空です。

4月にFLEDGEメンバーになってワークショップの学びと実践を始めてから、4か月が経ちました。ワークショップ参加経験は何度かあるものの、ゼロからワークショップを創り上げた経験はありませんでした。そこでFLEDGEに参加してみて、ワークショップを創ることの難しさをひしひしと感じています。

白紙に戻す勇気

わたしたち『ざ・ふぉーぴーす』チームには私を含めて4人のメンバーがいます。最初のミーティングでグループのメンバーと打ち解け、その後何回かのミーティングを通して、互いの価値観やビジョン、バックグラウンドを共有しました。6月に行われたFLEDGE内でのプレ実践に向け、学習目標を何度も練り直し、メイン活動をしぼっては4人で試してみて方向性を決めていきました。

「これいけるんじゃない?」と少し自信をもって臨んだプレ実践。結果はあまりよい感触ではありませんでした。「楽しかった。」という声はもらったものの、学習目標と活動目標の方向性が一致していなかったため、メイン活動の中で葛藤が起こらず、全体として“浅い”ワークになってしまいました。そのあとのリフレクションミーティングで、『このまま、このアイディアをもとに進めていくか。』、または『いったん白紙に戻して新しい視点から考え直すか。』とチーム内で話し合いました。正直なところ、これまでの3か月結構大変な思いをして考えたアイディアを白紙に戻せば、また同じぐらい大変な思いをするのか、と不安と焦りを感じました。

しかし、プレ実践のリフレクションをする中で、「私たちのワークって大きなテーマをもつ山場が2回ない?これが全体的に浅くなる理由なんじゃない?」という意見が出たり、「そもそもワークショップってなんだっけ?」と疑問をぶつけることで互いのワークショップの捉え方が違うことに気付くきっかけになったりと、様々な発見が生まれ、結果として『白紙にもどして考え直すこと』になりました。

3か月の期間を考えると少し勇気のいる決断でしたが、今は白紙にもどしてよかったと思っています。というのは、アイディアを考えるプロセスを、これまでの「学習目標から考える」スタイルから「活動目標から考える」スタイルに変えることで、面白いアイディアを生み出すことができたり、以前互いに共有していた「はたらく」に対しての価値観が現在考えている学習目標につながったりと、3か月間考えたことがうまく活かされながら、より面白いワークショップをつくれる可能性が広がったからです。

試行錯誤を重ねること

FLEDGEでは半年間かけてワークショップを創り上げていきます。今回のことを通して、その意味が少し分かったような気がしました。というのは、ひとつのワークショップをつくりあげるために、試行錯誤を重ねることが大事だと気付いたからです。学校での試験勉強のような直線的なプロセスではなく、アイディアを出しては検証して、「これは違うかも」と前段階にもどってみたり、立ち止まって考えることでアイディアをブラッシュアップしていく、“プロセス”こそが重要だから、このFLEDGEでは半年間という長いスパンをかけているんだと考えました。FLEDGEでの活動は残りわずかですが、立ち止まって考えることを大事にしながら、楽しんでいきたいと思います。