第1回勉強会:イントロダクション【12th報告レポート】

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はじめに

先日4月27日(水)の夕方、FLEDGE12期の記念すべき第1回勉強会が開催されました。いよいよキックオフということで、我々ディレクターも12期メンバーもどこかぎこちなく、期待と不安が入り混じった神妙そうな様子……。そんななか始まった勉強会でしたが、ディレクターからの簡単な挨拶やFLEDGEの概要説明、スポンサーであるパソナキャリアさまの紹介などを経てゆるゆると進行しながら、やがて今回の勉強会の目玉であるディレクターが企画したダイアローグ・セッション、その名も「リミテッド・ワールドカフェ(通称・Lカフェ)」へと移っていきました。

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ダイアローグ・セッション

ダイアローグのいち形態であるワールドカフェを基本としながら、そこにどうにか12期のテーマである「メディア」の要素を採り入れて完成したのがこの「リミテッド・ワールドカフェ」でした。メンバーに与えられた問いは、「いいチームってどんなチーム?」。基本的な進行は一般的なワールドカフェをほぼ踏襲しながら、ただしひとつだけ独自のルールを組み込みました。

そのルールとはずばり、
「しゃべってはいけない」。

発話を禁じ、机上に広げられた模造紙への書き込みとジェスチャーだけで意思疎通を図り、対話をする――そのねらいはふたつ。ひとつ目は普段私たちが主なコミュニケーションツールとして大きく頼っている発話以外の表現のあり方にも目を向け、その可能性を探ってもらうこと。もうひとつは、「いいチームとは?」という容易には正解の出ない問いに対して真剣に向き合い、自分なりの答えを出し合うことで、これから半年間ともに活動していく人たちの価値観を、お互いに深く知ってもらうことでした。

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ワークショップとダイアローグのいいとこどりを目指したかなり実験的なプログラムでしたが、メンバーたちの参加意欲の高さにも支えられつつ、無言ながらたいへん活気あふれる場となりました。誰ともなしに出てきた意見を黙って分類わけしはじめるチームや、SNSでいいね!をつけるように共感できたほかの人の意見の傍に正の字をつけていくという独自のコミュニケーション文化をにわかに形成しはじめるチームなど、各々自分たちの個性を存分に発揮しながら、制限された状況下でいかに自分の意見を伝えるか考え、取り組んでいました。

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その後、リフレクションとして「発話できない状況はどうだったか?」という質問を投げかけ、メタ・ダイアローグを行いました。今度は発話してもOK。思ったより伝わったという人もいれば、記述で伝えるときはより簡潔にまとめることが求められるため難しかったという人もいて、十人十色に思うところがあったようです。先ほど熱心に取り組んでいた自分たちを俯瞰的な立場から振り返り、「きちんと自分の思うように伝わったか」や「うまく伝えるためにはどうしたらよかったのか」などの点を中心に考察することで、発話以外のコミュニケーションの仕方についてより深い理解が得られていたように思います。

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おわりに

メインとなる活動を終え、続いてディレクターからチーム分けが発表されました。今後半年間苦楽をともにするチームメイトの発表とあって、おそらくメンバーにとってこの日一番緊張した瞬間だったのではないでしょうか。そして発表された各チームごとにチーム名を考えてもらい、結果として、
1D(ワンディー)」
ほし組
FaMilY(ファミリー)」
という三つのチームが生まれました。これから半年かけてそれぞれ一つずつオリジナル・ワークショップをつくり、世に送り出していくのです。

はたして一体どんなワークショップができるのでしょうか。