13期事前説明会&ワークショップ体験!【13th報告レポート】

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4月6日と7日の夕方、FLEDGE13期の説明会が行われました。2日ともほぼ同じプログラムで行われた説明会には、合わせて33名の参加者にお越しいただきました。

進行役を務めるのは松崎萌子さん。ディレクターとして参加者の前に立つのもこれが初めてとなるので、かなり緊張している様子…。

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「FLEDGEとは?」by 安斎勇樹プロデューサー

まず、FLEGDEの設立者のひとりであり、今年も講師としてご指導いただく安斎勇樹プロデューサーから、「ワークショップとは何か?」や「FLEDGEとはどんなプログラムなのか」といった内容を中心に、全体の概要を解説して頂きました。

「感情や学びが発生するような他人の経験をデザインするワークショップの手法は今後大きく社会的に求められていくだろうにも関わらず、大学の学部生がそれらを気軽かつ安価に学ぶ方法がない」ことを問題意識としてFLEDGEは7年前にスタートしました。そしてその通りにワークショップという言葉は確実に世に広がっていきました。しかし急速に広がったからこそワークショップの定義が人それぞれ大きく異なってしまっている、と安斎さんは言います。

たまに誤解されるんですけど、ワークショップは、「『付箋紙や模造紙を使った楽しいブレインストーミング』の場ではない」ということは明確に伝えたいと思っています。

そう話した上で、安斎さんは、FLEDGEではワークショップという活動を、

「非日常なテーマ設定のもとで何かを作り出すことで、新しいものの見方を学ぶ活動」

と定義して、理論と実践を往復しながら場づくりについて学びを深めていくのだと話してくださいました。そして半年後には「FLEDGE」の名前の由来の通りにひとりのワークショップデザイナーとして“巣立っていく”ことを目標としているのだ、と。

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ワークショップ体験!

安斎さんによる説明のあとに、「そんなワークショップを実際に体験してみよう」ということで、ディレクターが考案したワークショップが行われました。「FLEDGEの基盤となる理論である『学習環境デザイン論』について、楽しく、わかりやすく触れてみてほしい」という意図が込められたこのワークショップ。具体的な内容としては私たちが普段学んでいる教室という場を「活動」「空間」「共同体」という3つの観点から分解・分析したうえで、最終的にレゴで新しい学び場をつくってしまおう、といったものでした。

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そしてそのあとにやってくるのはFLEDGE名物、和泉チーフディレクターと安斎プロデューサーによるアツいフィードバック(講評)タイム。初日のワークショップでは安斎さんがまず授業という学習環境がなぜつまらないのか分析させた点について触れ、「まずい要素をすべて取り除いたカレーが美味しいとは限らないように、つまらない要素をすべて排除したとしても面白くなるとは限らない。素直に面白い要素を分析させたほうがよかったのでは?」といった提言がされていました。その点を改善した上で行われた2日目では、さらに踏み込んだ解説として、2時間という限られた時間の中で行うプログラムデザインとして、「面白い場」と「学べる場」の両方についての理解を深めることは難しく、どちらかに絞って構成したほうがよかった、という点が指摘されていました。

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また今回のフィードバックでは、プログラムデザインに対してのもの以外に、ファシリテーターとしての振る舞い方について言及されていたのも印象的でした。和泉チーフDはファシリの松崎さんに、「もう少し参加者のほうを見たほうがいい」と指摘。参加者が置いてけぼりにならないようにしっかりと場をよく見て、ワンステップずつ丁寧に説明しながら進めたほうがいい、とのことでした。また安斎さんは、ファシリテーターにもそれぞれ得意な“芸風”があることに触れながら、場をつくり参加者をリードしていくためには、導入の部分で何のために開かれたワークショップであるのかきちんと説明することが重要なのだと解説していました。こうした本気のフィードバックを通じて、ディレクターも運営係でありながらまた一人の学び手として成長していくのが、FLEDGEの面白さのひとつでもあります。

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テーマ発表!

こうしてワークショップがどのようなものなのか体験的に知ってもらったのち、11期の「働く」、12期の「メディア」に続く13期のテーマが発表されました。

13期のテーマは「健康」。

肉体的、精神的、もしくは社会的など、様々な観点から考えられる点などの理由から、今期はこのテーマが選ばれました。

いったいどんな半年間になるのでしょうか。

13期の今後を、どうぞご期待ください!