【告知】自分がしたい働き方とは?『「アリは働きモノ?キリギリスは怠けモノ?」童話から“働く”を考えるワークショップ』

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 少し、思い浮かべてみてください。大人になったわたしたちはどんな働き方をしているでしょうか?もしくはどんな働き方をしていたいでしょうか?

 終身雇用制度が終わり、転職も当たり前の時代になりました。在宅勤務を可能にしている会社も増えてきました。コミュニケーションツールやSNSが発達し、これまでは存在しなかった職種に就く人も増えてきました。

そんな中で、私たちはどんな働き方を望むのでしょうか?

昔、理想とされてきた働き方をしてきた人たちは、これから社会で働く私たちに「自分はこういう風に働いてきて上手くいったよ。君もこうするといいよ」ときっと教えてくれるはず。そのすべてが間違っているわけではありません。
でも、それは「これからの社会で理想とされる働き方」でしょうか?「私たちのしたい働き方」でしょうか?

 そのヒントを、ワークショップを通じて探ってみませんか?今回紹介する「『アリは働きモノ?キリギリスは怠けモノ?』童話から“働く”を考えるワークショップ」では、これから社会に出て働いていくわたしたちの働き方について見つめなおします。

    ワークショップ概要

 小さい頃、絵本で見たり、人から聞いたりしたであろうイソップ童話のひとつ、『アリとキリギリスの物語』。この物語には、昔の人が「後世に残したい」と思う訓話が込められています。これを新しい童話として作りなおすことで、わたしたちの価値観を込めた訓話に創りなおしていきましょう。
 「自分が社会に出てから理想とする働き方」について、大学生同士で対話をしながら学びます。

 幼い子どもの頃、『アリとキリギリス』の童話で「夏に遊びまわって冬に食べるものがないキリギリスと、こつこつ働いてキリギリスに食料を分けてあげるアリ」というストーリーを読んだ人は、「アリみたいに真面目にこつこつ働くことが大事」「こつこつ働く人は性格もいいんだ!」そう思ったのではないでしょうか?

 しかし、時代や環境が変われば価値観も変わります。価値観が変われば物語の結末も物語で伝えたい働き方も変わってきます。これまでとはたくさんのことが変わってしまった今、『アリとキリギリス』をつくりなおしたらもっと違うメッセージを届けてくれるはず。

 今回のワークショップでつくる新しい「アリとキリギリス」はこれまでの常識や当たり前ではなく、私たちがなにをしたいか、どんなことを望んでいるのか、そこから考えていきます。普段は向き合いづらい自分の価値観を可視化して、対話によって深めることで、誰かに届けたい「これからの働き方」が見えてくるはず。それは、誰かに教えたくなるほど自分にしっくりくる「これからの働き方」だと思います。

 社会に出てから何がしたいのかわからないと悩んでいる人、従来の働き方に従うことへ疑問を持っている人、これからの働き方に興味があるという人、ぜひこのワークショップに足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと、ヒントが散りばめられているはずです。

★ワークショップ詳細★
日時:2015年9月13日(日) 13:00-16:00
会場:文京区 湯島地域活動センター
(URL: http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/chiiki/yusima.html)
※会場まで直接お越しください。

対象者:大学生・大学院生
定員:16名
参加費:無料
参加方法:peatixよりお申し込みください。
http://peatix.com/event/111381
主催団体:NPO法人Educe technologies 公認団体 FLEDGE

FLEDGEとは…
これからの社会で求められる学びと創造の場作りの担い手を増やしていくことを目指した、「ワークショップ」のデザインについて理論と実践を行き来しながら学ぶ大学生向けの勉強会です。NPO法人Educe Technologiesnoの社会貢献事業として、2009年より活動を展開しています。

主催者:FLEDGE11期生 Team SAMY
丸井遼史(早稲田大学2年)
坂下あい(武蔵野美術大学3年)
水波洸(法政大学3年)
東南裕美(津田塾大学4年)