制約の少ないグループ活動の難しさ

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はじめに

コンビニで7円の商品を探しています。

何故か?

会計が770円だったから。

それだけ。

こんにちは。FLEDGE13期生の中村です。
お会計で777円だったら何か縁起良いかなと思って、店員さんに「7円の商品はありますか?」と聞いたら「ありません。」と言われました。(そりゃそうだ)

はい。本題に戻ります。笑

先日、4月29日から始まった「FLEDGE」が終了しました。今回で13回目を迎えるFLEDGE。私たちは13期生として迎え入れてもらいました。

そんな13期生は全部で12人(最終的には10人)集まり、「Tenny’s」「ミックスグリル」「edge」の3つのチームに分かれ、各チーム、この約半年間で様々な問題を乗り越えて、全チーム本実践まで”なんとか”行うことができました。

「”無事に”本実践を行うことができた」のではなく、「”なんとか”本実践を行うことができた」のです。

何故、”なんとか”というフレーズを入れたのか?

今回のレポートでは、私が半年間FLEDGE13期生として半年間活動した、チーム「edge」がどんなチームだったのか、そして、そこから学んだこと気が付いたことについて書いていきます。

1.私が所属していた「edge」はどんなグループだったのか?

今回のFLEDGE13thでは上記にも書いたように、「Tenny’s」「ミックスグリル」「edge」3つのチームに分かれ、私は「edge」の一員として約半年間活動しました。

チーム名が「edge」になった理由は、第1回の勉強会で「このチームが1番エッジが強いよね」という話をメンバーが聞き、そこから拾いました。笑

実際、僕以外の3人は本当に個性が強い人だったと思う。笑

たくじ1

そのチーム「edge」について少し紹介します。
チームの構成は男性2人、女性2人の計4人、大学2年1人、3年が1人、残りの2人は大学4年という形で構成されました。

どこのチームもそうですが、バックグランドも性格も全く違う4人が集まりました。

ただ、1つだけこの4人に共通していることがあります。

それは、
「ワークショップデザインについて学びたい」ということ。

ここだけは共通していました。大きな目標だけは共通していた4人。
初めの方のMTGではメンバー全員が集まることが多く、どんどん案も浮かび、チームとしても上手く機能しているなと僕自身も感じていて、第3回のプレ実践の際も高評価をいただき、「これはいけるかも?」と思っていました。

ですが、そんな簡単に物事は進みません。

こんな「edge」にも危機的な状況があったのです。

2.その危機的な状況とは?

第4回の勉強会までは順調すぎるくらいだったedge。
FLEDGE13期も終盤に近づき、本実践のコンセプト案を提案する第5回の勉強会に私たちはいつの間にか危機的な状況だったということに気が付きます。第5回の授業まで、私たちはMTGを重ね、色々と試行錯誤し、コンセプト案を考えていました。ですが、どれもメンバー全員が確信を持てるものが出ず、まだ未完成の案を提案するしか手段がなくなり、初めて「根本が定まっていない」といった、“全ボツ”に近いFBをもらってしまったのです。

たくじ2

初めはMTGにメンバー全員がコミットできており、良い案を作ることができていました。しかし、そこからメンバー全員がMTGにコミットする回数が減り、それぞれのメンバー間で共有が上手くできず、考えのズレが起き、明確な1つの案を作ることができず、その後はメンバーと連絡を取れる回数も減り、チームが崩壊してしまうかもというくらい危機的な状況に。

そこからなんとかチームを立て直し、メンバー全員がMTGで再度コミットし、ギリギリまで案を考え、“なんとか”本実践を行うことができました。

この、危機的な状況下を目の当たりにして私はある1つのことに気が付きました。

3.制約の少ないグループ活動の難しさ

それは、「制約の少ないグループ活動の難しさ」です。

ある程度の難易度のグループワークやグループでの活動をやる際、学校の場合は教員という制約がつき、仕事の場合は上司などといった制約がつくと思います。しかし、今回の「FLEDGE」は有志での参加なので、これといった制約がありません。途中で逃げ出したり、メンバーのモチベーション低下などの問題が起こる可能性が高くなります。そんな制約がない中でグループ活動を行う際は、「やり遂げること」、すなわち今回でいうと本実践を行うということが最も難しいのではないかということに気が付きました。クオリティを上げることももちろん必要です。ですが、クオリティはそのうえでの問題なのかもしれません。

「じゃあ、1人の方が楽だし、別にメンバーが欠けても残りのメンバーでやればいいじゃん」
そう思う人も出てくると思います。確かに、1人でやった方が楽だし、自分の満足する結果のものを作ることができると思います。ただ、1人で作ったものとメンバーの考えを融合させたものではクオリティの差や達成感は大きく違うと思います。

ただ、チームのメンバーを信じすぎてしまうと、いざ本当にメンバーの誰かが欠けたりしたときに対応できなくなる場合があります。私は今までチームのメンバーのことを信じすぎてたあまり、いざ自分の出番が来たときに何も出来ない過去が何度もありました。メンバーを信じることはもちろん必要です。ただ、心のどこかでは、メンバーがいつ欠けても自分である程度の活動ができるように、準備をしておき、メンバーを「信じない」という決断も必要なのかもしれません。

たくじ3

まとめ

今回はレポートでは、私が所属していたチーム「edge」がどんなグループだったのか、半年間このグループで活動して気が付いたことについて書きました。「FLEDGE」に参加し、ワークショップデザイン論以外にも、チームのマネジメントについても学ぶことが多くあったことに気が付きました。ここで得た経験をムダすることなく、どこかで「何か似たようなことFLEDGEで学んだな」や、「こんなことFLEDGEで起きてたな」と思うときがきっと今後出てくると思うので、今後もワークショップ関連に限らず、様々な活動に挑戦していこうと思います。

FLEDGE13期生 中村拓史

 


(筆者プロフィール)

こんにちは。FLEDGE13期生の中村拓史です。皆からは、「たくじ」と呼ばれています。これといった趣味はないのですが、好きなことはたくさんあります。その中でも自分をいじることが好きです。服のテイストだったり、髪型を変えることが好きで、コロコロと変えることが多いです。笑 最近は「欅坂46」にハマっています。今までグッズなどには手を出していなかったのですが、遂にTシャツを買ってしまいました。笑

よろしくお願いします。!