変わってゆくものとその経緯について

〇11期の森川さんが、現役メンバーだったころ書いたままお蔵入りしていた記事を寄稿してくれました。執筆された11期本実践終了後当時の雰囲気のままお楽しみください。(編集部)

 ♦

DIS52の森川です。

わたしが FLEDGEブログを書く時は、だいたい雨が降っている真夜中で、
なんだかなにも変わらないなぁと思っていても、季節はやっぱり流れていて、梅雨の雨から、いつのまにか台風の雨になっていました。
意識して聴いていると、台風の雨の方がちょっとだけ力強い気がします。

プレ実践へ向けて“どうしよう…”と唸っていた梅雨の季節から、台風の季節へと変わっていく中で、本実践も無事終了し、残すは報告会のみとなりました。

今回のブログは、本実践から今に至るまで…について書こうと思います。
Continue reading “変わってゆくものとその経緯について”

振り返ってみて

もう随分と昔の事のように思えるが、…いや、実際に随分と前のことになってしまった。

半年をかけてつくっていたワークショップは直前に何度もかたちを変えて、最後には当日に内容を把握するという、危ういものになっていた。
結果から言ってしまうと、そう悪くもない出来だったが、費やしてきた半年を思うと、なんとも言えない気分になるのもまた事実だ。
Continue reading “振り返ってみて”

「誰かとわかりあえない」という絶望

こんにちは。FLEDGE11期の神田ゆうきです。
たくさんの方のご協力で、私たちのチーム「DIS52」も無事に本実践を行うことができました。本当に有難うございました。

今回は、振り返りも兼ねて、ワークショップ終了後に考えたことについて書きます。
私たちのチームは「誰かとわかりあえないとき、私たちはどうしたらいいんだろう」という問いのもと、即興劇を行いました。

Continue reading “「誰かとわかりあえない」という絶望”

ワークショップにおける面白いについて考えてみた

はじめまして。FLEDGE11期生・DIS52の吉澤大志です。FLEDGE内では“ずん”と呼んでもらってます。「ずんってなんだよ」という人もいると思うので自己紹介もかねて由来を説明します。僕は大学の軟式野球部に所属していて、そこで体験入部初日に言われたある先輩の「芸人のずんの飯尾に似てる」という一言から一部の先輩方からずんと呼ばれるようになりました。先輩方には、かわいがってもらっています。

Continue reading “ワークショップにおける面白いについて考えてみた”

【告知】自分がしたい働き方とは?『「アリは働きモノ?キリギリスは怠けモノ?」童話から“働く”を考えるワークショップ』

, ,

 少し、思い浮かべてみてください。大人になったわたしたちはどんな働き方をしているでしょうか?もしくはどんな働き方をしていたいでしょうか?

 終身雇用制度が終わり、転職も当たり前の時代になりました。在宅勤務を可能にしている会社も増えてきました。コミュニケーションツールやSNSが発達し、これまでは存在しなかった職種に就く人も増えてきました。

そんな中で、私たちはどんな働き方を望むのでしょうか?

Continue reading “【告知】自分がしたい働き方とは?『「アリは働きモノ?キリギリスは怠けモノ?」童話から“働く”を考えるワークショップ』”

本質的な話をするということ

FLEDGEでの活動もかれこれ五ヶ月目を迎え、シャイニーという普段まったく耳慣れないあだ名で呼ばれることにも少しずつ慣れてきた。こんにちは、シャイニーです。

八月の頭、FLEDGE11期オリジナル企画、「場創師がゆく」が行われた。場創師(別名ワークショップ・デザイナー。つまりプロな人)であり、11期の総合ディレクターである和泉裕之さんが、各班のミーティングにお邪魔して、進捗のチェックしながらアドバイスを送る、という企画だ。そして先日8月2日、私たちのチーム、SAMYのミーティングにも和泉さんがやってきた。

Continue reading “本質的な話をするということ”

【告知】対話を演じる『超訳 桃太郎「僕たちが共に生きる道」編 即興演劇ワークショップ』

, ,

S__2400275

今回紹介するワークショップが持つ問いは「分かり合えない人とそれでも共に生きていくには、わたしたちはどうしたらいいのだろうか?」です。

私たちの気が置けない人たちは、どこかで私たちの価値観と重なり合う部分があるはず。その重なりを頼りに誰かと繋がっていられるあいだは、その人たちとだけいられるあいだは、私たちはこの問いと向き合う必要はありません。けれど、社会に出ることはたくさんの分かり合えない人たちとも生きていくということです。私たちは、独り立ちと共に、気の置けない人たちとだけ一緒にいるという生き方を選ぶのが難しくなります。

Continue reading “【告知】対話を演じる『超訳 桃太郎「僕たちが共に生きる道」編 即興演劇ワークショップ』”

【告知】あなたの「なりたい」を見つける『1.1倍の野望―僕の欲求をひみつ道具で創るワークショップ』

, ,
    11813299_1620763421546589_1984610506420961363_n

のび太は困った男の子です。ジャイアンとスネ夫にいじめられると、テストの点数が悪いと、しずかちゃんとできすぎくんが仲良くしていると、いつも「ドラえもーん」と助けを求めてしまいます。

けれど、私たちだってドラえもんに助けてもらいたいときはありますよね?ただし、私たちを困らせるのはジャイアンやスネ夫のような無邪気ないじめっ子ではありません。就職活動という大きな決断です。会社を選ぶとなると「本当は、私って何がしたいんだろう…」と頭を悩ませてしまうからです。

私たちはどうなりたいのでしょうかか?

Continue reading “【告知】あなたの「なりたい」を見つける『1.1倍の野望―僕の欲求をひみつ道具で創るワークショップ』”

【告知】自分の価値と向き合う「Who am I?〜株式会社”わたし”の名刺を創るワークショップ〜」

, ,
    11874126_702759586523885_428611596_n

就職活動の面接風景を思い浮かべてみてください。あなたが書いた履歴書やエントリーシートを片手に、面接官が質問の準備をしている光景です。もしかしたら、部屋にはあなた1人をたくさんの大人たちが取り囲んでいるかもしれません。そして、これから彼らの口を出る質問は「あなたはどんな人ですか?」「私たちの会社でどんなことができますか?」がいくらか形を変えたものだと思うんです。

Continue reading “【告知】自分の価値と向き合う「Who am I?〜株式会社”わたし”の名刺を創るワークショップ〜」”