ワークショップデザインのために読んだ方がいい本~へるめ編~

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※4期のへるめさんが寄稿してくださいました。へるめさん、ありがとうございます。

どうも、4期のヘルメです。現在はOBとしてちょこちょこ顔を出させていただいております。

この記事は、ワークショップデザインを学ぶ上で参考になりそうなおすすめ本3冊を紹介する、ということで書き始めたのですが、紹介する3冊は、どうも「学ぶ上で」というより「考える上で」おすすめになる本、と言った方が適切なものになったかと思います。

そもそも「ワークショップ」とは何なのか? わたしたちが生きる上で「ワークショップ」とはどのような存在なのか? そして、ワークショップというのはそもそもどうあるべきなのか? そういったことに関心のある人におすすめしたい本を紹介します。

ワークショップを教育工学的に考える。

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対話とはなにか−思想的に捉え直してみる−

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※4期のへるめさんが寄稿してくださいました。へるめさん、ありがとうございます。

対話とはなにか。

この問いがどれだけ問われる必要があるか、ということについてわざわざ語りはしない。また、当たり前のことだが、定義は細分化した学問領域によって異なってくる。哲学的な実践においてはその定義は認識(知るということ)を巡ったものとなるだろうし、臨床心理学的実践においては、個人の心理的な治癒を目指して位置付けられ、定義されるだろうし、認知科学においては、創発や理解を巡って語れるだろう。つまり、対話とはなにか? という定義の問題は、それを問う者が位置している実践状況に依存している。 このような実践状況を踏まえない定義の議論は不毛だろう。そして、 Continue reading “対話とはなにか−思想的に捉え直してみる−”

四つの「対話観」からワークショップデザインを考えてみた

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こんにちは。ディレクターのへるめです。

「コラム」では、「働く」「創造」「学習」「ワークショップ」などのテーマに引きつけて少しアカデミックな感じで各々が日常生活で感じたことを発信していきたいと思います。今日は、協同的な創造や学習において不可欠といってもいい「対話」について考えたことをお伝えできればなと思います。

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